そこここに現れては消える、人々を魅了するカフェ空間」として、その場所場所の潜在性を顕現化し、可能性を探る社会実験”PHANTOM CAFE”プロジェクト。2017年夏グランドオープンの小樽芸術村の象徴的建物である旧三井銀行小樽支店において、雪あかりの路の期間と連動して開催されたイベント「あったマルシェ」に2017年にPHANTOM CAFE #4として、2018年に#6として参加しました。
PHANTOM CAFE #6 @THE FORMER MITSUI BANK OTARU BRANCH
日時:2018年2月10日~12日までの三日間、11時~19時の開催。
企画:N合同会社(空間プロデュース)+白鳥陽子(物販プロデュース)
主催:小樽芸術村(ニトリ)
2/10(土) から12日(月)の三日間で営業を行いました。前年度に引き続き空間演出の企画、床から天井までの巨大スクリーンにおける映像演出、インタラクティブコンテンツを担当しています。
カフェのメニューは一部リニューアルし、カタラーナやホットワイン、サングリアを新たに追加しお客様からご好評をいただきました。
また、前年度にコラボさせていただいたOSA WINERYさんのワインも提供させて頂いております。
小樽ジャーナルさんでイベントに関する記事が掲載されました。
http://otaru-journal.com/2018/02/0211-1.php
PHANTOM CAFE #4 @THE FORMER MITSUI BANK OTARU BRANCH
日時:2017年2月3日〜5日までの三日間、14時〜20時の開催。(初日のみ15時半オープン)
企画:N合同会社(空間プロデュース)+白鳥陽子(物販プロデュース)
主催:小樽芸術村(ニトリ)
PHANTOM CAFEの特徴はカフェ空間を通じた空間インスタレーションです。この場所では一階部分の足元から天井に至る巨大スクリーンを使って演出を行っています。中心に配置することでこの荘厳な空間の中にふさわしいシンメトリーを生み出しています。
また、この巨大な映像は空間の一部として機能し、スクリーン前を移動する人たちの動きに合わせてプロジェクションマッピングの効果などを使いながら、物販出店者の紹介や小樽芸術村の宣伝など様々に変化していきます。
足元まで投影される映像のデメリットとして人の影が被ってしまいますが、ここではそれを逆手にとって映像内にあらかじめ人の影を表現しました。実像と虚像の影が行き交い賑わいの雰囲気にも貢献させる意図です。
またカフェのイベントとして地元で活動されているOSA WINERYさんとの連動イベントも行なっています。
イベント期間中はのべ約2800人のお客様にご来場いただき、カフェも物販もしっかりとした成果を上げることができました。